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甲斐市へ移住した方に聞いてみました。Vol.1

2022-02-24

神奈川県から移住したMさん(40代、宮崎県出身)にお聞きしました。

移住を検討されるに至った経緯を教えてください。

2019年に外資系の通信機器製造メーカーへ日本の顧客を担当するプロダクトマネージャーとして転職しました。海外に拠点がある開発部門と仕事をする時間が多く、ほぼ在宅勤務です。

当時はワンルームマンションに住んでいたので、通勤したり顧客を訪問したりすることなく一日中同じ部屋で過ごすのがだんだん苦痛になってきまして、もっと広いところへ引っ越したい、せっかくなら都心から離れて趣味と仕事が両立できるところにしようということで移住を決めました。

移住先を選ぶにあたり、甲斐市のどういった点が決め手になりましたか?

移住の条件は2つありました。

1つ目は、ほぼ在宅勤務といっても時には日本の顧客を訪問することもありますので、都心へアクセスしやすいこと。

2つ目は趣味で山登りをするので日本アルプスや八ヶ岳等の山域が近いことです。

甲斐市は甲府に隣接していて双葉スマートICもあるので仕事で都心に出るにも趣味の山やキャンプに出掛けるにも便利で、そしてなんと言っても富士山、南アルプス、南八ヶ岳の山々を眺められるのが決め手となりました。

甲斐市に住んでいて、「来てよかったなぁ」と実感するのはどんな時ですか?

朝起きてカーテンを開けると目の前に南アルプスの山々が聳え、コーヒーを飲みながら清々しい気持ちで一日のスタートを切る。大自然を眺めながら静かな環境で集中して仕事をし、週に1回は荒川や釜無川の河川敷をジョギングする。運動で疲れたら歩いて5分足らずの市民温泉で体を癒す。お腹がすいたら近所のスーパーで買った地元農家さんの届ける旬の野菜でご飯を作って食べる。日の入りと共に辺りは暗くなり、夜になれば相変わらず静かな環境の中で自然に眠りに就く。

ここで暮らしているだけで心身が充足され、あらゆる場面で「来てよかったなぁ」と感じます。

実際に甲斐市に住んでみて、驚いたことや意外に感じたことはありましたか?

最初に驚いたのは夜は暗いことです(笑)。でも不便とか寂しいと感じることはなくて、地元宮崎では夜懐中電灯を持ってでかけていたのを思い出し、懐かしさで胸がいっぱいになりました。

意外だったのは交通の便が良いことです。バスも結構走っているし、駅まで車で行っても近くに安い駐車場がある。自転車なら無料。飲みに行っても代行がある。不便はまったく感じません

移住を検討されている方に対して、アドバイスやメッセージをお願いします!

少し前までは地方移住というと例えば会社勤めを辞めて農業を始めるとか、結構な決意なり覚悟が必要だったと思います。現在は奇しくもコロナ禍による社会情勢の変化が「働き方改革」を後押しした形となり、今の仕事を続けながら移住できる可能性も広がってきています。

まず、今の暮らし方・働き方でなければなぜいけないのかということを考えてみて下さい。「なぜ」が見つからなければ移住しても大丈夫ということですよ。 

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