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私の”1本”に出会う旅 ~ワインツーリズムやまなし 2015~ 後編

2015-12-16

前回に引き続き、ワインツーリズムやまなし 2015 甲斐市コースを取材した内容をご紹介します。
改めて「ワインツーリズムやまなし」は、ワインの生産量日本一である山梨をまるごと楽しんでいただこうというイベントです。今年(2015年)で8年目を迎えます。甲斐市エリアとしては今年(2015年)から初めての参加です。

甲斐市の新鮮な農産物が集う場所 『双葉 農の駅』

ワイナリーを巡る小さな旅も小休止。ということでバスが向かったのは「双葉 農の駅」。
「双葉 農の駅」は周辺の農家のみなさんが主体となって運営している農産物直売施設で、地元の野菜や特産物の販売を通して、普段から生産者と消費者などとの交流の場として賑わいをみせています。隣接してアルカリ性単純泉の柔らかい泉質が特徴の温泉施設「百楽泉」があります。

ワインツーリズム当日は、地元の農家の方がボランティアとしてふろふき大根をイベント参加者のみなさんに振る舞っていました。雨で気温が下がっている中、ホカホカのふろふき大根は体の芯から温まったのではないでしょうか。

双葉農の駅 双葉農の駅 ふろふき大根

 

文化を愉しむワイナリー 『シャトレーゼ ベルフォーレワイナリー』

シャトレーゼ ベルフォーレワイナリー

ワインツーリズム最後に巡るワイナリーは「シャトレーゼ ベルフォーレワイナリー」。
こだわりのブドウから作られたワインだけでなく、ワインと相性の良い料理の提案など、ワインを通し『食文化』を見つめることができるワイナリーです。また、東地中海沿岸、シリアなどから出土したローマ帝国時代のローマンガラスを中心に、古代ガラス、ワインの輸送用に使われた土器アンフォラなど展示している「ローマンガラス美術館」を併設しています。

シャトレーゼ ベルフォーレワイナリー

今回のワインツーリズムの企画として、普段はテイスティングできないワインまで、特別に無料で試飲できるサービスも行っていました。東京から参加した女性2人は「このワインツーリズムはホームページを見て初めての参加しました。天気が良い日にまた来たいです」とのこと。

シャトレーゼ ベルフォーレワイナリーシャトレーゼ ベルフォーレワイナリーシャトレーゼ ベルフォーレワイナリー

 

ワインを通じて甲斐市の魅力を見つける旅

サントリー 登美の丘ワイナリーサントリー 登美の丘ワイナリー 貴腐ワインパネルワインツーリズムやまなし テイスティンググラス

今回のツーリズムイベントに参加し、ワインを味わいながら歴史、文化、気候、土壌など、「甲斐市」の魅力を再発見することができました。来年の開催は、秋晴れの空の下、甲斐市の自然をもっと楽しみながら体験できるワインツーリズムになることを祈っています。

 

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